米国株の決算で学ぶこと

私が以前からチェックしていた銘柄「U ユニティ・ソフトウェア」が2月4日の決算を受けて大きく値を下げる結果となりました。

決算内容は以下の通りです。

ユニティソフトウェア(U)-10.55% 

●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):134.00ドル(-10.55%)

●売上高:2.20億ドル(予想2.05億ドル)〇市場予想を上回った  

●調整後EPS:-0.10ドル(予想-0.13ドル)〇市場予想よりも良好な結果 

●1-3月期売上高見通し:2.10億~2.20億ドル(予想2.16億ドル)〇中央値は市場予想を上回った
※マーケットは見通しの下限値が市場予想を下回ったことを嫌気しているようです
   

●2021/12期通期売上高見通し:9.50億~9.70億ドル(予想9.61億ドル)〇中央値は市場予想を上回った
※同様に、マーケットは見通しの下限値が市場予想を下回ったことを嫌気しているようです

全てが市場予想より上回ったにもかかわらず、マーケットの見通しの下限値を下回ったことでの下落のようです。

決算発表前の段階で一部アナリストから「今後の大きな成功ケースが既に織り込まれている可能性がある」などといったコメントがでていましたが、決算発表は市場のそうした高い期待値を上回るものではなかったようで、株価は時間外取引で急落しました。(SBI証券アメリカNOW! フラッシュ~決算速報より)

今回のユニティソフトウェアの件で学ばなければならないことはただ一つ。それは「決算前に買うのではなく、決算発表後に買う」ということに尽きると思います。もし、決算が市場予想をはるかに上回り大幅に株価が上げたとしてもそこで買うことで更に上昇の可能性が高いということになります。

半面、この銘柄の決算は良いに決まっていると信じ決算発表前に購入すれば、今回のような状況に陥ることになります。リスク面から考えると決算発表後に購入する方が得策ですね。そんな記事を書いている私もまだ決算が出ていない銘柄を既に購入してしまっています。(涙

特に上場して間がない企業の決算発表は天国と地獄です。私が保有している銘柄ではRPRX ロイヤルティ・ファーマ(2月17日決算)、AI シースリー・エーアイ(2月25日決算)などがまだ決算発表していない状況です。

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