2月に入り手持ち銘柄を大幅に入れ替えたことについて書きます。入れ替え理由は勿論、リスク管理、リスク回避の一言です。2月当初はナスダックの新興市場中心の投資を続けていましたが長期金利の上昇等、懸念材料が多く見られたので新興市場の一部を売却して銀行株やエネルギー、資源株等に矛先を変えてみました。更にその一部を新興市場、インド株ADRへも移行を進めてきました。
そして3月に入りやはりナスダック中心とした新興市場やハイテク、IT関連などが軒並み売られる状況になっています。
私が売却した新興銘柄も本日大きく下げています。半面、インド株や銀行、資源株などの銘柄でほんの少しですが値を上げています。今現在の結果だけを見ると2月当初から始めたリスク回避は功を奏していると考えています。
米国市場への投資はその時、その時で投資対象を考えながら抽出していかなければいけない時代になってきました。
● NYダウ -121.43ドル(-0.39%)
● ナスダック -361.04ドル(-2.7%)
現在、17銘柄保有、その内NY市場13銘柄、ナスダック銘柄4銘柄となっています。更にNY市場13銘柄の内、インド株が5銘柄という状況です。
まとめてみると、以下のような内訳になります。
〇 NY市場(米国株):8銘柄
〇 NY市場(インド株):5銘柄
〇 ナスダック市場:4銘柄
更にそれぞれの投資先もエネルギー、金融、ハイテク、再生可能エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、半導体などのカテゴリーに分散しています。
今回のリスク回避に対しての福産物としては「配当金」が増えたことです。2月当初の新興市場中心の投資ではほとんどの企業が配当金が支払われなかったのですが、今回買った銘柄はそれなりに配当金が支払われる企業が多く年間トータルで100ドルを超える計算になります。これは嬉しい副産物です。
今後は今のポートフォリオで様子を見ながら現金を留保することに努めます。ナスダック中心の新興企業が元気になってきたタイミングで再度出動できるような体制を目指していきます。